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何故、水が必要なのでしょうか?

照り付ける太陽の下で、水が不足し芝が枯れるのは常識であり、今までその事に何の疑問も感じませんでした。
しかし、昨夜、読んでた本には・・・・、
植物の葉は、光合成のために多くの酵素を必要としており、生きるための絶対要件になっています。しかし、強い太陽の光の下で、葉の温度が上昇すると、たんぱく質である酵素が壊れ、光合成ができなくなり、植物は死滅します。・・・・、と書いてありました。

そこで、酵素を守るために水分を蒸散させ葉の温度調節しているそうです。人間の汗と一緒ですね。
人間は、60キロの体重の人が出す水分は、約2リットルですが、植物は体重の1〜2倍の水を発散させているそうです。

地球上の植物の蒸散規模について記述がありました。
大気中の水蒸気は、海や川、土壌から蒸発するものと、植物が発散するものがあります。
地球表面の海に由来する水蒸気が全体の88%を占め、残りの12%が陸地からの水蒸気だそうです。
その陸地の96%が植物の蒸散によるものだそうです。
生きるために必死になって蒸散する。それが私たちの生活環境を作ってくれているのです。

その水蒸気が還元水として、雨となり、生きるための水になり私たちの命に潤いを与えてくれているのです。
昨今、地球の生態系を司る水に乱れがでてきております。何とか守っていきたいものですね。