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ルール改訂(2019)とゴルフ場運営

2019年度のルール改訂を間近に控え、ゴルフ場の運営にも何かと準備が必要になっております。

今回のルール改訂のポイントは、(1)ルール簡略化と(2)プレーのスピード化であります。
改訂後の新ルールではハザードとスルーザグリーンというゴルフ用がなくなり、前者がペナルティーエリア、後者がジェネラルエリアに変わるとのことです。
必要以上に複雑だったルールを簡略化し、ゲームの本質を変更することなくスピードアップ化を図りやすい方向への転換を狙っています。

時代の潮流は、ゲーム時間が長いゴルフを敬遠する(ゴルフ離れ)傾向にあり、業界団体ならびにゴルフ場は危機感を感じ今回の改訂に及んだものであります。

特に今回の改訂でゴルフ場が考えなければならないのは、OBゾーンの白杭、黄色杭、赤杭の扱いであります。コースエリア内にある白杭を赤杭にしたり、黄色杭を赤杭に指定するよう推奨されておりその判断をどうするかであります。
プレーを早めるためにもクラブの各委員のみなさまと協議していきたいと思います。

OBやロストボールの場合は、暫定球を打っておりましたが、失くしたと思われる箇所から2打罰で打てることから、ティグランドでの打ち直しは必要なくなります。
私の場合、3連続OBで愕然とした記憶が残っておりますが、そのような悪夢は新ルールで救済されそうです。また、白杭から赤杭に変わる場合は、今までよりスコア的に有利になりそうです。
いずれにしてもプレーファストが実現できそうです。
業界誌では20分くらいプレー時間が早くなるのではと予測しております。実際、40~50組の内で一組でもトラブルになると後続組全てに大きな影響を与えますが、新ルールでその部分は解消できそうです。
(今後新ルールをご紹介したいと思います)