フォルクスワーゲン社が、ディーゼル車の排ガス規制を不正に逃れた事件により、思いも掛けない影響が出てきました。
ゴルフ場の管理機械(ラフ、フェアウェイの芝刈り機等)の中で大型の機械は殆どがディーゼルエンジンです。今回の排ガス規制を逃れるという不祥事は、今後新規に製造する機械に厳しい規制が課される事になり、来年度より今まで以上の規制強化が予想されます。
当然に排ガス抑制装置の効果を強化し、有害物質のＮＯｘを抑制する事に重点を置くため、結果、馬力を落とす事になります。それでも管理機械の必要馬力は維持しなければならず、抑制装置に負荷がかかる分、エンジンを大きくして対応するため、確実に機械本体の価格は上昇するものと思われます。
当社の保有機械は入れ替え時期にあり、非常に頭の痛い話です。更に、アメリカの利上げが予定されており、円安になれば輸入品への負担が増え、それこそ二重苦であります。

負担増へ対抗するには、シーズン終盤の更なる頑張りが必要です。(負けないぞ！！)