熱き戦い「西郷真央VS安田祐香エキシビジョンマッチ」
8月23日(日)真駒内CC空沼コースにて、大東建託Presents「西郷真央VS安田祐香」マッチプレーが開催されました。新進気鋭の若くて華やかなプラチナ世代対決にテレビやネットを通して多くの方が観戦されました。
<当日と翌日の視聴数 67,543回<・・・今年度実施他試合の3倍>
西郷真央プロは18歳で大東建託所属の期待の星であり、今年度第1回となる女子プロトーナメント「アースモンダミン」そして第2回となる「NEC軽井沢72」にて両試合共に5位入賞と勢いそのままに真駒内CCに入りました。
一方の安田祐香プロは、華やかなアマチュア時代の戦績(世界アマランク7位)を引き下げ鳴り物入りでNEC所属プロになり、両者ともに新人プロとして期待されております。
当日は、コース管理の頑張りで素晴らしいコースコンディションに仕上げ、グリーンのスティンプ(速さ)は、13フィートを超えておりました。
今回のネット中継は、真駒内CCでの映像(4台のカメラ)を東京へ送り、東京のスタジオでスイッチングにて画像を選択しながら解説をするという今までにない手法を取り入れました。これもコロナ対策としてのものであり、現実から10秒ほど遅れての配信ですが、リアルタイムに熱き戦いが配信され迫力のあるものになっておりました。
東京での解説は、堀尾研仁ティーチングプロが担当されましたが、事前にコースを下見し、ピン位置も堀尾プロのセッティングであります。一度の視察でこれほど事細かく把握されるとは驚きでした。
企画の東急エージェンシーにおかれましては、何度も準備に来場され一つの企画にこれほど労力がかかるものかと非常に驚かされました。
この様な、裏方の努力の下、選手二人の戦いは熾烈なものになり、見ている私たちを楽しませてくれました。
第1ホール、安田祐香プロが3メートルのパットを決めバーディ発進で1UP。
第2ホール、安田プロが勢いに乗り第3打をピタリと寄せOKの2UP
第3ホールは両者引き分け
第4ホール、安田プロが第二打をスピンの利いたアプローチでOKバーディの3UP
その後5~7ホールは両者譲らず引き分けとなり、残すホールが2ホールとなったことで安田プロの勝利となりました。圧倒的な安田プロの勝利となりましたが、西郷プロの粘りにも光るものがありました。
後で分かったことですが、西郷プロは背中を痛めておりショットがバラつき、いつもの精度がなかったようです。
本人に聞きましたが、「故障を理由にしたくなく最後まで精一杯のプレーをしました」とのプロ根性を発揮し最後まで懸命に戦う姿を見せてくれました。
試合が終わり、夕食をスタッフと一緒にする予定でしたが、西郷プロは悔しかったのか一人で練習場へ向かい黙々とスイングチェックを繰り返しておりました。
翌日の朝、両人ともに当倶楽部に顔を出し、練習場とコースでのラウンドを行い、週末に行われる「ニトリレディス」の調整に汗を流しておりました。
二人の今後の活躍を祈りつつ、感動を与えていただいた今回の戦いに感謝申し上げます。
<西郷真央プロ>
<安田祐香プロ>
<大東建託:小林社長と両プロ>
<戦い終わって:コース管理スタッフと両プロ>