更新作業、順調!
3クラブの先頭を切って、滝のCCのグリーン更新作業が9日(月)に始まり3日間の作業工程にて本日終了しました。
この3日間は天候も良好で、真駒内CCのコース管理社員も加わり総力戦で取り組み一気に仕上げました。
(真駒内CCは、天候次第ですが16日から2日間で仕上げます)
目的は前回にもお話ししましたが、グリーンの地中に砂を入れ通気性、水の浸透性を高め、芝の根が育ちやすい環境を作ることであります。
地中が健全になれば、バクテリアも活性化するため、肥料の分解を図り栄養素(アミノ酸など)が作られ、それを根が吸い上げ活力のある芝に育つとのことです。
当然に、砂が入ると根を伸ばすことも可能となり、強い根は芽数を増やし健康体になり抵抗力も付くそうです。
今回の更新作業により、グリーン面は倒れた芝を起こすように砂を摺り込んでおり、この状態を続けることにより芝が綺麗に立ち、転がりの良い面になります。
今年も長いシーズンが始まりますが、猛暑を乗り切る体力と多くのお客様の踏圧に堪えれるグリーンを作るための「更新作業」でありますのでご理解下さい。
現在、滝のCCのグリーンは砂がいっぱい入っており、通常よりも転がりが少し悪いと思います。
この砂が時間と共に芝と地表に馴染み、新しい芝が穴を覆うようになり違和感がなくなるには1週間程度かかると思いますので、今暫くのご容赦とご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
<更新作業後のグリーン面:砂が入りましたが、不陸が取れ、よれることのない面になりました>
<更新作業前のグリーン面:スタートしたばかりで不揃いであり芝も横に寝ている>
<更新済みのグリーン面は砂で芝が立ったような状態>