グリーンの更新作業で使用する砂は、色んな種類があります。
山砂、川砂、海砂等があり、それらの砂を焼いて加工したものを「焼き砂」と言います。
今回、その「焼き砂」を使用した作業を初めて見ましたが、その素晴らしさに驚きました。
火を入れ、乾燥している砂は、砂時計の砂のように一筋の糸のように綺麗に流れ落ち、更新作業で開けた穴に、しっかりと隙間なく砂が入っていきました。
これにより、水の浸透性、通気性を高め根を張り易くしてくれます。
焼き砂の効力を十分知らされました。

当倶楽部には砂を焼く機械設備がありません。燃料の高騰もあり、購入した方が経済的と聞いておりますが、価格は、一般の砂より２～３倍高く、なかなか入手が難しいです。

しかし、当倶楽部の若手が焼き砂に近い効果を出そうと真剣に考え取り組んでくれました。
それは、天日干しです。
水分の多い砂は固まり易く、更新作業を難しくするため、その水分を減らそうと考え取り組んでくれました。涙が出るくらい嬉しい行動です。
彼らの思いは必ず良い結果をもたらしてくれるものと信じています。
感謝です。

「焼き砂」

「天日干し」

「砂の撹拌」