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もどかしい芝環境とグリーンスピード

本日、34度にまで気温が急上昇するとの予報を受け、3クラブともにグリーンの刈り込みを止めました。
大きな大会を目前にして苦渋の決断でした。

結果的に真駒内CCのグリーンスティンプ(速さ)は、一日で8.7フィートにまで落ち、練習ラウンドのみなさまにご迷惑をお掛けしました。
(最近の9.5フィート前後からみればかなり遅くなっております)

芝の健康状態は、長雨による影響と最近の気温上昇により、かなり悪化しております。
この状態で刈り込みを実施すれば、大会には芝は持ちますが、そのダメージは必ず秋以降に出てくるそうです。

6~7月頃のグリーン状態が良かった頃を、体力100とすると、本日は20程度まで落ち込んでおり、チョットした障害やストレスで一気に枯れる可能性があるそうです。(鈴木管理責任者:談)

体力を落とした芝は、自ら根を切り短くするそうです。
今まで張り巡らしていた根が短くなると、芝の床が柔らかくなり、芝刈り機の自重で柔らかい部分をかじるようになります。ますますグリーン面が凸凹になり荒れることになります。

ストレスを与えられない環境にあることと、グリーンが柔らかいことにより、刈り高を上げなければならないことになっていることをご理解ください。
健康な芝は、しっかりと根を張り、芽数を増やし、コンパクションの高いグリーンとなるのです。その状態を早く再現したいです。

本日一日、芝刈りを止めたことにより、暑い環境の中で、何とか体力は維持できた模様です。
明日朝から芝刈りを再開します。明後日(7日)の大会には相応の状態をお見せできるよう頑張ります。