滝のCC中9番グリーン「播種(はしゅ)」
本日、滝のCC中9番グリーンの播種(種蒔き)を行いました。
初めて現場に立ち会い作業を見ましたが、非常に神経を使う作業に感心しました。
造形作業の段階では、グリーンの底部分に配水管を巡らせ、床作りとして深さ30センチの砂の層を作り、肥料を混ぜ何度も水で締めました。
本日の種蒔き作業の前に、ローラーで転圧し表面を綺麗にしました。
その後、肥料を撒き、その上から細かな芝の種をブレンドし機械で撒きました。
熊手を使い、種と土を混ぜる作業を行い、更に、播種の方向をクロスするように同じ作業を繰り返しました。
グリーン上における作業は、靴をビニール袋で覆い、靴底に着いた種がグリーン以外に拡散しないよう注意を払いました。
播種後、水で表面を押さえ、その上から養生シートを被せました。
種が風で飛ばないようにすることと、常に乾かないよう保湿するためとのことです。
本日は、予定外の風が作業の流れを邪魔するなど苦労が多かった模様です。
これからの水管理がこの作業の一番重要なところであり、キーパー始め管理の腕の見せ所であります。
9月中旬には綺麗な芝が生え揃うことを期待しております。
<転圧作業>