コース内の彩（いろどり）を楽しむ宴が始まりました。
自然界の力強い営みが目の前で展開されております。
多くの木々は厳しい冬を迎える前に、枝と葉の間に離層（りそう）を作り葉を切り離す作業を行います。葉は残ると養分を消費するため最小限のエネルギーで越冬するため自衛策として葉を落とすのです。
離層により葉に閉じ込められた糖分と葉緑素「クロロフィル」が日光にあたり化学反応をおこし「アントシアニン」ができ葉が赤くなるそうです。
毎年繰り返し行われる命の営みに感動を覚えます。彼らは今年1年の使命を全うしたことに喜びを感じ、最後の宴を披露しているのではないでしょうか。
「また来春逢いましょう！」・・・と。