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時代の継承

「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ
   梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように」

30年間続いた「平成」が幕を閉じ、新たな「令和」が本日よりスタートします。
この度は、皇位の継承に伴う改元が行われたことになります。
自然界では命の継承が当たり前のように行われ、1年周期の植物は四季折々にその役割が愚直に履行されています。
人間界は親から子へ子から孫へと命のリレーが行われ、世代交代が行われています。
このように私たちは、有限の命を持つ生物として次世代へ繋ぐという自然の摂理の中で継承を繰り返していることを体現しております。

さて、平成はみなさまにとってどんな時代でしたか?
私、個人としては人生の枢軸(すうじく)となる30年間であり、幾多の事象・変遷は、良きにつけ悪しきにつけ多大なる影響を受けました。
狂乱から挫折、栄枯盛衰・紆余曲折、波乱万丈の時代であったと思います。昭和の時代(復興から成長)とは全く異質なものを感じております。

札幌カントリー倶楽部は、「バブル絶頂から崩壊、そして失われた20年」と日本経済を形容された通りの展開となりました。
半世紀前に華々しい開場をしたものの、平成10年の和議、平成20年の民事再生と二度の破綻を経て現在に至っております。
みなさまの暖かなご支援を受けながら再建の道を約10年懸命に歩んでおりますが、昨今の異常気象の常態化(集中豪雨や台風、地震)により足元を狂わし苦しめられております。「ジャンプを試みるも足元が軟弱で踏ん張れず飛び上がれない」といった状況です。

それでも今は力強い光明を感じております。
多くの会員のみなさまからの激励とご支援をいただいており、これが私たちの元気の源となっているからです。
このことは私どもへの期待の現れだと捉えておりますし、平成の時代に築かれたみなさまからの信頼に十分お応えできますように、令和の時代では果敢に挑戦して行こうと気持ちを引き締めているところです。