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空沼18番周辺のコース改造

真駒内CCの空沼コース18番グリーンと1番・10番のティーイングエリアの状態が悪く、10月から改造工事を行っております。
特に18番グリーンは日当たりが悪く、周りの木々に囲まれ風通しも悪く、芝育成には非常に悪い状態でした。樹木の密集により日照時間が短く、その上、グリーン周りが壁に囲まれたような構造のため空気が籠り問題の多いホールでありました。
芝の改善につきましては、グリーン委員会におきましても何度も議論され、チャンピオンコースとしての風格を保つためにもホール全体を根本から改善すべきと結論が出て工事に着手した次第です。
アウト・インのティーイングエリアについても芝の状態が悪く、ブカブカした部分があり全て作り直すことにしました。
周辺の木々を伐採して判ったことですが、松の木の腐食が多く見られことから、全体的に植物の環境としては劣悪な状況だったものと思われます。
今回の工事により、今までにない景観となりました。
18番グリーンは今までより1.5倍に面積が広がり、その上、グリーン手前100yd付近が高くグリーンが見えなかったため、全体を掘り下げ2打目地点からもグリーンの存在が判るようにしました。
ガードバンカーにつきましても、今までは低くて見えませんでしたが、今回は起伏を付け遠くからも見えるようにしました。これによりグリーン位置がより明確に確認できるようになりました。
1番、10番ティーイングエリアと18番グリーンが、緩やかなラインで繋がり全て芝を張りましたので北海道の広大さと開放感が感じられるホールとなりました。
来春にはみなさまにご利用できるよう懸命に作業を進めておりますので、是非、楽しみにして下さい。

<18番グリーンとクラブハウス>(芝張りは全て出来ず、残りは来春に持ち越しです)

<右:1番ティ(工事中)、中央:18番グリーン、左:10番ティ>

<腐食が目立つ木々>

<痛みが酷いグリーン周り>


<伐採により日当たりが大幅に改善>