コース管理、春の始動
この頃の低温が芝の成長を止めており、コースの芝達は早く暖かな日が来ることを待っております。
昨年、コースを改造し張芝をしましたが、この低温により根が活着せず困っております。
春先の異常な冷気が芝を苦しめ、張芝の色が黄色くなっています。
来週から15度を超える日が続きそうですので、何とか元気を取り戻してくれるものと思います。
グリーン面を滝のCCはここに来て漸く刈り始めております。(キーパーの判断で時期を調整していたようです)
中コースの9番ホールは今年初めての刈り込みを行いましたが、葉先の茶色部分を刈り取ったこともあり、綺麗なグリーン色を見せてくれました。(床屋でさっぱりとしたような感じです)
刈り込んだ芝カスが大量に取れており、春のスタートを感じさせる風景でした。
<4月21日:滝のCC中コース9番の初刈り>
<一列を刈り込む毎に芝カスを捨てています:刈り高4ミリ>
<左が刈込後、右が刈込前>
また、フェアウェイの穴あけも始まり、通水性を高める作業が行われています。
驚いたことに、鋼鉄製のタイン(棒状)が27ホールを一順するだけで新品の状態から3分の1が摩耗しておりました。コースの芝床となる土と砂がタインを削り落としているのです。
<タインの摩耗状況:27ホールを1周後のものと新品の比較>