先日、観光土産品の卸業者の方とお話しする機会があり色々とお聞きしました。
北海道に訪れる中国、韓国、東南アジア圏の方々が、異常なほどに日本製品を買われ潤っているとのことです。
特に中国の方は、所謂「爆買い」をされており、北海道産のお菓子や食料品が飛ぶように売れております。
今回お会いした卸業者さんは、９月決算でしたが過去最高益になったそうです。

非常に羨ましい限りです。
しかし、このような状態がいつまでも続くかどうかは不透明であり、不安材料でもあるとのことです。
実際に、最近のマスコミ報道では、中国の爆買いが沈静化しているように見えます。

１０月１日から国慶節が始まり、７連休を利用して日本にも多くの旅行客がきております。２月の春節（旧正月）の時と比べ買い物の様子が激減しているとのことですが、今年の２月は中国のバブル真っ盛りであり、現在の株価暴落との環境の差があったのは確かです。
中国元の利下げが突然行われ、東南アジア諸国の通貨も下落しました。アメリカの利上げが予定されており、アメリカの低金利で調達したお金をアジア通貨で運用していた投資マネーが引き上げられた影響でもあります。

インバウンドの減少は今の所感じられませんが、ツアー客の変化は今後予想されます。
当倶楽部は、海外ツアーを受け入れていませんが、道内ゴルフ場の戦略は何か変化が出てきそうです。
環境はどうあれ、お客様に喜ばれるコース作りに特化して引き続き努力していきたいと思います。