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遺伝子(無限の可能性)

村上和夫氏(筑波大学名誉教授)の著書「生命(いのち)の暗号」をかなり以前に読み、遺伝子の不思議を知りました。
生命の進化とは、過酷な環境の中で起こり、それを乗り越え、命を繋いでいくということです。
人間も芝もストレスを明日への課題として捉え対応し乗り越えています。
肥料も水もない場所の芝は、生き残るため「株」になって身を固め耐え凌ぎます。(ゴルフ場が手抜きをして芝にストレスを掛けた結果です)
大江さんの教えは、総じて「芝へ如何にストレスをかけない環境を作るか」だと思います。
ストレスのかからない刈り込み刃の研磨、十分な水撒き、適正な施肥、等々。
世の中の生物は、安心して命を繋げる環境をつくることにより、生物本来の生育を引き出せるものだと思います。
後述しますが、芝も人間も遺伝子的には大きな伸び代があります。それを如何に引き出すかを追求し努力していきたいと思います。

(参考までに:村上和夫氏の講演録の一部)
我々人間は38億年の進化のドラマを再現しながら現在に至る。
母親の胎内で38週間過ごす間に、我々は38億年の進化のドラマを再現しながら人間になっていく。
つまり、母親の1日が1千万年以上に当たる。その指令は遺伝子が出しており、それがなければ生命は成長しない。
人間の細胞は何十兆もある。そのすべての元は、たった一つの受精卵が細胞分裂し、コピーを繰り返し何十兆にも増殖する。同じ情報を持っている遺伝子がスイッチをオンにして髪の毛や心臓になる。
このような遺伝子は、ゲノム(DNAの全ての遺伝情報)の中で、たった5%しか実際に働いていない。95%は何をしているのか解明できていない。
だから、心の持ち方によって眠れる良い遺伝子を目覚めさせることができる。
ひとりひとりの人間すべてに個性があり、無限の可能性を秘めている。

如何ですか?素晴らしい話ですね。
限界を感じているのは可能性を信じていないからだと思います。この話で元気を貰いました。より良いものを追求し更なるステップアップを図っていきたいと思っています。