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滝のCCグリーン施策

今年のトーナメントへ向けての多岐に渡る施策が、順調に作用し昨年以上の状態を見せてくれております。
春先の更新作業は、タイン(グリーンを突く棒状の歯)の並びを変則的に調整し、グリーンへの砂を効率的に押し込みました。結果的にコンパクション(グリーンの固さ)は上がっております。
また、今回は特別にサッチング作業(横に寝ている芝や株化した茎、地中の古い根などを掻き出す作業)を、縦と横のダブルで施すなど過去にない念入りな作業となりました。キーパーからの報告では、グリーン1面で軽トラック1杯分の古葉や根が取り除かれたとのことです。
これにより芝の生育環境が向上し、新しい細い葉が生え揃い、ボールの転がりを良くするとのことです。
この作業は芝の体力を見て行っており、タイミングを間違えるとグリーンをダメにするリスクもありキーパーの判断力が求められる作業です。
思惑通り、グリーンの状態は向上しておりますので、これからは徹底した刈り込みを行えます。トーナメント本番前(約2週間)のダブルカット(朝夕の二度刈り)に備え順調に仕上がっており、今後の仕上がりが楽しみです。
あとは天候次第ですが、最近の低温に芝の動きが鈍く、コース管理は調整に日々奮闘しております。

<サッチング作業:一方向>

<サッチング作業:縦と横のダブル>

<サッチング後の表面拡大:古い太い葉が取り除かれました>