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提携先訪問第三弾(四国~関西地区)

<5月27日、28日>兵庫県から鳴門海峡大橋を利用し、四国の徳島県と兵庫県のゴルフ場を訪問しました。

<鳴門海峡大橋>
◆四国カントリークラブ(徳島県)
昨年、来場された同クラブ役員のみなさまは、3日間で全81ホールをラウンドされました。メンバーの中には80歳の方がいらっしゃいまして、その体力には驚かされました。当倶楽部のクオリティを褒めていただき、再訪希望の声が多く届いていると伺いました。地域の高齢化やゴルフ需要の一巡といった課題を抱える中、同クラブ経営陣は、今後、スマートフォンによる予約・決済・受付の一元運用といったデジタル対応や、将来的なインバウンドの受け入れ体制構築にも関心を寄せておられ、運営改革に意欲的な姿勢が感じられました。関西万博の視察経験を踏まえたキャッシュレス社会への対応姿勢もお聞きしました。

<四国カントリークラブハウス>

◆徳島カントリー倶楽部(徳島県)
同クラブの社長は、徳島県のスポーツ振興に長年尽力され、スポーツ功労賞を受賞されております。本当に素晴らしいことです。また、2027年度開催のワールドマスターズゲームズではゴルフ競技の開催コースに選定されております。台湾市場へも注目されており、現地へ訪問されゴルフ需要の規模に触発されたそうです。インバウンド戦略の一環として徳島~札幌直行便を活かしたゴルフツアーの展開にも意欲的に取り組んでおられます。地元行政や観光と連携しながら、国際イベントを起点とした地域活性と国際交流に貢献しようとする姿勢が印象的でした。

<徳島カントリークラブのレストランからコースを望む>

◆鳴門カントリークラブ(徳島県)
訪問当日はセルフ営業日で役員の方にお会いできませんでしたが、瀬戸内海を見下ろす雄大なロケーションと起伏に富んだコース設計が魅力的な名門クラブです。地元では格式の高いクラブとして知られています。限られたスタッフ数でも効率よく運営されており、省力化された現場の様子が印象に残る訪問でした。ポスター・リーフレット設置にも快くご協力いただきました。

<鳴門カントリークラブ>

◆グランディ鳴門ゴルフクラブ36(徳島県)
提携先ではございませんが、トーナメントが週末に開催されるコースとして見学に行ってきました。
リゾートトラストが運営する高級リゾート型クラブで、「リゾートトラストレディス」の開催地として全国的にも高い知名度を誇ります。クラブハウスは高級ホテルと隣接しており、施設全体の質感も非常に高く、トーナメント仕様の環境が整っています。ご担当の方からは北海道、特に札幌カントリー倶楽部との今後の接点づくりに関心を寄せていただき、相互交流の糸口として注目すべきクラブです。

<リゾートトラストトーナメント会場>

◆東条ゴルフ倶楽部(兵庫県)
東京建物リゾートが運営する格式あるクラブで、今回の訪問でも札幌への送客に高い関心を示していただきました。タイミング良く、FMラジオ番組「グリーンジャケット」にて当倶楽部が紹介され、メディア露出の影響を実感されているとのこと。関係者の間でも「札幌でのプレーを具体的に検討する動き」が見られ、今後の交流拡大が期待されます。新たに取得したゴルフ場の再整備にも取り組まれており、グループ全体の将来性を強く感じられました。

<東条ゴルフ倶楽部のレストランからコースを望む>

◆有馬ロイヤルゴルフクラブ(兵庫県)
関西を代表する格式あるクラブで、上田 治氏設計のトーナメントコースです。熱中症対策としての運営調整や、ロッカールーム改修を伴うロッカー年間契約制度の導入など、現場の工夫が際立ちます。WEB経由の予約対応やインバウンドへの選別対応も共通課題として認識されており、当クラブとの施策の共有も有意義でした。マレーシアとの提携も進められており、国際連携の一環として当クラブとの更なる関係深化に意欲を示されました。

<有馬ロイヤルゴルフクラブのフロント>


<新装のロッカールーム>

◆北六甲カントリー倶楽部(兵庫県)
同クラブの会員のみなさまは、当クラブへの訪問経験もあり、コースコンディションや雰囲気に高い評価をいただいております。酷暑による来場者数減少を受けて、夏季の北海道ゴルフへの送客ニーズが一層高まっており、ポスターやリーフレットの設置にも積極的にご協力いただきました。今年のステップアップツアーが秋開催へ変更されるなど、気候対応を意識した運営変更が進んでいます。

◆有馬カンツリー倶楽部(兵庫県)
元コース管理者でもある谷社長の下、現場起点のクラブ運営が徹底されています。大規模なアプローチ練習場の整備や、冷房付き乗用カートの導入、ジュニア育成プログラムのファーストティ継続によるジュニア育成など、先進的な取り組みが随所に見られました。暑さ対策として札幌への送客には理解を示され、冷房カートの利用状況などからも季節対策への積極性を感じられました。

<有馬カンツリー倶楽部の広い練習グリーン>